2013年6月17日月曜日

『大卒だって無職になる』を読んで思ったこと

著者は、若者の自立支援をしているNPOの代表者。

印象に残ったことを2つ。

1つ目。若者の就職支援においては、最も身近な他人が必要だというが、よくわかる。友達にESを見てもらうのもなんだし、ましてや親に面接指導をされるなどあり得ない。
親身になってくれるが、決して身内ではない。新卒応援ハローワークのような機関がかなり重要だと気付かされる。

2つ目。”つまづく”ことは普通。だからこそ、ふだんから気を付けるべきことがある。1つは、だれもが躓く可能性があるので、今まで出会った人とどういう形であれ(facebook,twitter)つながっておくこと。もう一つは、躓きそうな人や躓いてる人を見かけたときに手を差し伸べる世の中が当たり前になるように個人レベルで作っていくこと。電車で老人に席を譲るのと一緒。自分もそうなる可能性を秘めているわけだから、人にやさしくすることは最強の自己防衛なんだよね、そこに気付かされた。

個人レベルの言葉から、もう一つの連想を。蓺人春秋より、甲本ヒロトの言葉。
『談志はいい。俺は、アナーキーになることが理想なんだけど、現実には机上の空論になってしまう、うまいもん食いてぇじゃんってなるから。だから、最後は半径5mでアナーキーやるしかないの。それは桃源郷でだれも侵せない。』

同じだと思った。つまり、自分の生活圏を大事にするしかないのだ、そこでやるしかないのよ!という決意はシビレルしかないだろう。夏目漱石は、徹底した生活主義者だったとの話を聞いたことがある。それとおんなじだ。すごい。 

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