2013年5月5日日曜日

昔読んだ本について書こう。睦月影郎『Gのカンパス』

官能作家として有名な睦月影郎の自伝的小説。
少々時代が古い感じは否めないですが、今読んでも共感できる部分もあり、楽しめます。
思春期の男子のどうしようもなさ、なさけなさは、いつの時代も変わらず可笑しいものだなと。
今青春時代を送っている人、かつて青春時代を過ごしていた人両方に楽しめると思います。


記憶がおぼろげなのですが、たしか童貞で女性と付き合ったことが無い主人公がヤンキーで女には事欠かない先輩に『女性と付き合ったら何か変わるんでしょうか?』と尋ねるシーンがあります。そ
の時の先輩の答えが、『何も変わんねーよ。ただ、男も女も一緒だって気づくだけだ。』なんです。
これって、結構的を得てますよね。個人的には、ああそうだよなって感じだった。年頃の男は女の子を女神さまのように考えてしまうけど(笑)、そんなことはないと。(誰もが思い当たる節があるんじゃないでしょうか)実際には、女も欲望もあるし、ずるいし…みたいな。だから、女の子を特別視できるってことは、その時代の男の子の特権なんですよね、ある意味では。

だから、アイドルを求める気持ちがあるんだと思います。
アイドルには幻想を持って自分の好きなように想像することができるから。

読みながらそんなことを考えました。

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